仮主語の"it"
英語には『仮(形式)主語』というものが存在します。
これはその名のとおり「仮の」主語になっています。
もちろん「仮」ですから「真」の主語は別に存在しています。
たとえば、
It is important for you to study English .
なんていう英文があった場合、"It"がその仮主語と呼ばれる
ものです。ちなみに真の主語は"to 〜"の部分ですね。
ではなぜ英語にはこんな仮の主語なんてものが存在するの
でしょうか?
英語は「頭でっかちを嫌う」という性質を持った言語です。
例えば前回お話した句や節などが主語になる場合は、それらが
文頭に置かれることで「頭でっかちの」文になってしまいます。
それを避けたいために、とりあえず文頭に仮の主語を置いておき
あとで真の主語を持ってくるという形にしたのです。
ですから文頭で"It"を見たら、それ以前の文の中で指すものが
見つからない場合、「仮の主語」である可能性を考えてみてください。
真の主語はうしろにある"to 〜"や"that 〜"になっているはずです。